7月豪雨災害に被災された皆様へ

7月初めに西日本を襲った豪雨によって広島県内でも大きな被害が発生し、108人もの尊い命が奪われました。お亡くなりになった皆様に衷心より哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

生活福祉保健委員会:2018年6月20日

生活福祉保健委員会記録

  • 期日平成30年6月20日(水)
  • 質疑・応答
    ○質疑(山下真澄委員) 
    2点お伺いします。
    1つは昨年2市1町でネウボラの取り組みが始まり、今年も新たに始まっているところですが、昨年度から取り組んでいる市町の状況で結構ですので、昨年度の1年間で、2市1町まとめた数値で結構ですから、利用された方の人数、夫婦で来られたのは1と数えたとして、ネウボラを利用された家庭数と、その数が対象家庭の何割程度か、わかれば教えていただきたい。
    ○答弁(子育て・少子化対策課長) 
    ネウボラの利用者数について、3市町それぞれで申し上げますが、尾道市が昨年度9,926件、福山市が2万5,187件、海田町が3,481件となっております。この件数は、広島版ネウボラが定期面談として位置づけております母子健康手帳の交付時や、乳児健診の機会を活用した面談を前提として、6回以上のタイミングをまとめた件数となっており、実施把握率といたしましては、おおむね90%以上は超えております。また、産前のタイミングや生後7~11カ月のタイミングが大切ということで、新たに市町で取り組んでいただいている面談に関しましては、産前のタイミングにつきましては福山市において今年度から開始していただき、生後7カ月から11カ月のタイミングにつきましては、市町により若干ばらつきはありますが、尾道市65%、福山市47%、海田町86%となっております。
    ○質疑(山下真澄委員) 
    先ほどお答えいただいた尾道市、福山市、海田町の数ですが、例えば尾道市の9,926件は利用された方の人数で、回数ではないですよね。
    ○答弁(子育て・少子化対策課長) 
    夫婦で来られる方もおられますが、1件として数えております。
    ○質疑(山下真澄委員) 
    ネウボラを利用された方で、同じ方が平均して何回利用したというのはわかりますか。
    ○答弁(子育て・少子化対策課長) 
    同じ方が利用された回数につきましては、委員御指摘のとおり把握することが必要だと思っておりますが、現時点では把握できておりません。今年度から、同じ方が何回来られたかを把握するようにしております。
    ○質疑(山下真澄委員) 
    福山市の場合、1年間の出生数4,000人程度だと聞いています。2万5,000人の方が来られたということは、6歳までとしても、非常に高い割合で来ていただいているということが言えるかと思います。そういう意味では、ネウボラの開設から1年たっておりませんが、市民にネウボラが知れ渡っており、いい取り組みをしていただいたことになると思います。ただ、細かな取り組みをしていくことになると、ネウボラで働く保健師や保育士、そのような資格を持っていらっしゃる方が、個々の子供の状況を見ながら保護者に対してアドバイス、あるいは支援していくことが、ネウボラの最も大きな目的になるかと思います。保護者が来られた際や健診時において、子供の様子を担当の方が見られた際の具体的なアドバイスや支援をした割合が昨年度どの程度か、まとめていませんか。
    ○答弁(子育て・少子化対策課長) 
    割合につきましては把握できていませんが、取り組んでいただいた市町からは、面談の回数がふえたことにより丁寧な面談が可能となり、リスクの早期発見につながったと御意見をいただいております。
    ○要望・質疑(山下真澄委員) 
    県は実際にネウボラを実施する部署ではないため、集計も難しいかと思いますが、さまざまな部署が取り組んできた親子支援が、ネウボラの窓口一つでできますというのが最大の目的ですから、子供あるいは保護者の実態に対する取り組みとその経過を可能な限りまとめることは大事だと思います。例えば、貧困層の子供と経済的に安定している家庭の子供では、特に乳児期の発育に大きな違いが出てくると中国新聞の記事にありました。貧困層の家庭の子供は発育不良の割合が高いことを研究されたのは北里大学医学部の先生だと思いますが、まさにそれだと思います。昨年、子供の生活実態調査を県が実施しましたが、生活困窮層は公共料金が払えないことがあった、食べるものがないことがあったと答えています。この回答は小学生、中学生の家庭でしたが、就学前の子供がいる家庭においても、貧困層はもう同じような状況だと思います。そんな状況の中で子育てしていることになれば、当然発育に大きな影響が出てきます。体の発育がうまくいかないことになれば当然、認知機能などにも影響してきますから、将来的な学力にも影響することになります。先ほど具体的に相談があって、あるいは相談がなくても、担当の方が気づいて支援された実態についてお聞きしたのは、今申し上げたような課題意識からです。
    県としても、子供の貧困対策は、いろいろな部署にまたがる大きな施策の柱の一つにしているわけで、これまで例えば朝御飯や給付型奨学金など、いろいろな事業をつくりましたが、まだ絶対的に不足しているわけで、ネウボラは、県が目指す子供の貧困対策を市町に担っていただく事業だと思いますから、ネウボラではここまでやるべきということを、関係市町の方との会議等において、県から提示していただきたい。それで市町の仕事がふえるのであれば、お金も少しくらい出すことを、これからの課題として考えていただくことを要望したいと思います。
    2つ目は、これも子供の貧困にかかわりますが、県が実施した子供の生活実態調査において、25%の子供が生活困窮あるいは困難な状況にあるという結果が出てきました。子供の就学援助を受けている割合を見ると、ここ数年22%程度で推移しており、その22%の5分の1程度は要保護の家庭、つまり生活保護世帯の子供です。小中学生で4,000人余りですが、今年から生活保護費で大部分を占める生活扶助に係るお金が国において引き下げられました。この引き下げについて、例えばひとり親世帯で小学生と中学生の2人の子供がいる家庭では、一月当たりの生活扶助費はどの程度引き下げられていますか。
    ○答弁(社会援護課長) 
    生活保護費の基準でございますけれども、6月1日に生活保護法が一部改正され、基準について触れられております。これは本年10月から3年間で見直しが基準額に出てくる状況でございまして、まだ国から通知が出ていない状況でございます。今回の法改正でどのような見直しをしたのか、説明させていただきますが、5年に1度の定期見直しにおいて、全国の消費動向の数値等を使い、どの世帯がどの地域でどんな使い方をしたか比較すると、地域や世帯等さまざまな要因でアンバランスがあったことから、それを是正するのが今回の見直しでございます。このため、上がった世帯もあれば下がった世帯もある状況だと思いますが、実際にどのような影響があるのかにつきましては、現段階でコメントできる状況にございませんし、実際にそのような見直しがされたとして、県レベルで把握できるのか問題と思っております。
    ○要望(山下真澄委員) 
    課長にお答えいただいたように、5年ごとに見直しされています。昨年までの5年間、つまり2013年度から2017年度までの5年間で平均すると生活扶助費が6.5%削減されたと言われています。計算すれば、ひとり親家庭で子供1人世帯これぐらい減額されたということはわかります。住んでいる市町によって保護基準が若干異なりますから金額は違うとしても、平均的な金額はわかりますよね。過去5年間で6.5%下がり、さらに今回、パーセンテージは違いますが、下げることを既に政府は決定しています。また、母子加算をカットするかわりに児童手当を高校生までふやすといった細かい制度設計も既に決定しています。細かな指示は都道府県や市町にはまだ来ていないかもしれませんが、その方針で予算編成されているわけですから、決定されたことは間違いないです。
    ぎりぎりの生活ができる水準が生活保護費です。それがカットされるわけですから、去年の調査から言えば御飯を食べられなかったことがある、水道代が払えないのでとめられたことがあると答えた子供の家庭が、さらに厳しい状況になるわけです。生活保護も市町がされていますから、細かいことは市町に聞いていただかなければわからないと思いますが、貧困対策を本気でやっていこうと思ったら、ネウボラと同様に、こういったところをきちんと調査し、このままであれば昨年調査したような貧困家庭の状態が解決できないことになれば、県が独自に制度を考えることも、将来的な選択肢の一つです。
    制度の詳細が国から来たら、現状と比べてどのようなマイナス面が出てくるのか、きちんと調査していただきたい。プラス面はないと思いますが、制度の仕組みで生活保護費が若干ふえる世帯があることも聞いています。ですが、減額される世帯について、生じてくる困難な点をまとめていただいて、どんなことをすべきなのか、あるいはすべきものの中で、例えば今は何が可能なのか、将来的にはどこまで見通して考えるべきか、そういうことをまとめていかなくてはならないと思います。それは行政の責任だと思いますので、そのことを要望して終わります。
広島県議会議員 山下 ますみ
福山市選挙区広島県議会議員 山下 真澄 (やました ますみ)
hiroshimakengikai@yamashita-masumi.com
選挙区 福山市
会派 広島県議会民主県政会
期数 2
生年月日 昭和24年9月19日
常任委員会 総務委員会
特別委員会 少子化・次世代育成対策特別委員会
山下ますみ 一問一答
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